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借景料

銭湯に富士山。

銭湯の広い壁面を富士山の風景画でうめつくすは、これ定石なり。

しかし、最近は銭湯に行ってないので、

現在はどういうふうになっているのだろうか。

いずれにしても、風呂場に限らず。リビングから眺める風景も

良ければそれにこしたことはない。

ある人から聞いたことだが、

お隣の広い庭の四季を楽しむために、小窓を作ったそうな。

そこから眺める風景は季節ごとに味わいがあって、

特に、秋の紅葉時は、お見事だそうである。

しかし、「問題もある」と言っていた。

それは、塀ぎわの樹木の枝ぶりが良く、マイカーを覆うように

なってきて。春先などはとくに、樹木のしずくがマイカー

一面に落ち。それはそれはガンコで拭き取りにくいそうだ。

そして、その枝にはカラスが泊まり、落とし物がたくさん

あるということ・・・

僕は彼にこう言った。

「借景料ということだね」

そうなのだ。ご近所というのは、

こういう考えで成り立って行くのだろう。

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