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18才の死
18才だった。「五月病」という言葉もあったかと思う。

東京で写真を学んでいたのだが、これといって進む方向など見当たらないでいた。


なんとなくS君と喫茶店に入った。

さえない顔をしている僕に突然彼は言った。


「君は信念がたりない」……


「信念?」


「そう信念。信念をもたなければならないんだ」


あまりの強い言葉に心の中にムチが入った。


――― 6月14日  18才、僕は一度死んだことにしよう ―――



あれからもう40年近く経ってしまった。

S君、元気でいるか?

信念を持って生きているか?

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