冬の使者

 

 『コキッ』

夜半、外に出て秋の空気を吸っていると、聞きなれない鳥の声が聞こえてきた。二三拍おいてまた『コキッ』。どこかの湖か海辺を瞬間に想像することができた。

夜空を見上げると、Vの字になった白い鳥の群れが南の空へ翔んで行くのがはっきりと見ることができた。

 

翌々日の朝刊に「冬の使者」到来と、オオハクチョウが根室の風蓮湖にやってきたことを告げる記事が載っていた。

| - | 06:37 | - | - |
晴ればかり

前回『雨ばかり』を書いたその日、旭川市内の二つの川の氾濫警報が出て、一部避難された人たちが出たことで全国ニュースになった。そしてその二三日後に「西日本豪雨」でとくに広島、岡山の地域で甚大なる災害をもたらした。

 

何十年に一度という豪雨が毎年のように各地で起こり、やっと雨が治まったと思ったら今度は猛暑。猛暑の上をいく「炎暑」なる新語が出るかもしれないそうだ。連日「熱中症」「危険」「40℃」というニュースが続き、いつもより注意して生活をしても、人は倒れている現実が眼の前にある。

ほんとうに人間は、親指と人差し指で測れる幅でしか生きていられないという事実を突きつけられているのだ。

 

この奇跡の惑星の住人として、私は理解しなければいけない。

この奇跡の惑星は、どこにどれだけの雨を降らせようが、どこをどれだけ砂漠化させようが、大地を凍結させようが、この惑星にとってはなんら問題はないということを。 

| - | 06:08 | - | - |
雨ばかり

今朝は雨音で目が覚めた。

「何の音?・・雨か」を近頃くり返しているようだ。

 

上京したての十代の頃、地元の先輩に「東京はツユがあるからね」なんて言われ「ツユってなんですか」と聞き返した記憶がある。梅雨という単語を知らないくらいにその頃の北海道はさらりとした気候だったのだ。

 

小さなストーヴを朝晩ちょっと点けてみたくなる。歳のせいかなとうすうす感じているけれど、どうもそればかりではないらしい、すぐに次は、冷房が欲しくなる盛夏はやってくる。

 

この六月にも一二日暑い日があって、宅配のトラックドライバーが「カナイマセン」と嘆いていた。寒暖というより寒暑をくり返されたらホント人間たまったものじゃない。それくらい人間は親指と人差し指で計れる幅ほどの気候の中でしか生きられないということだ。

 

気候は本州が沖縄化し、北海道は本州化となれば・・・

そうか、我輩はカムチャッカへ行くとするか。

| - | 08:45 | - | - |
開花宣言

 昨日の天気予報は全国的に雨、旭川だけ晴れマークが付いていました。しかも快晴で東京並みの気温、北海道も他は雨だったようで、時々こんな天気予報を見かけます。

 

 写真館前のこぶしのてっぺんの蕾がほころび始めました。これをもって、こぶしの開花宣言をいたします。満開は五月一日頃でしょうか。もしそうなると十数年ぶりの早い満開となります。

| - | 07:56 | - | - |
ONE

「わたしの声があなたに届くまで、たったひとつの言葉あなたに届くまで・・・」

 

これは加川良さんの『ONE』という歌の冒頭部分である。30年ほど前にこの歌を初めて聞いて何かハッとするものを感じました。このハッとするというのをうまく言葉にはできないのですが、 ーこの人、生きているー という感じでしょうか。それからしばらく昔の良さんの歌を改めて聴き直して、2~3年後に8×10カメラで『加川良』を写させていただきました。

 

私の写した『加川良』には私が写っている。とはっきり自覚したのは、良さんが亡くなった昨年のこと。少しづつですが、写真が分かってきました。

 

本日、四月五日は加川良さんの祥月命日です。

| - | 06:28 | - | - |
冬の散歩道

北国の冬は確かに寒いけれど、白い雪が降るのが良い。

特に12月、1月の雪は一段と白くて良い。

キンキンと冷えた朝の街に積もった雪は格別に良いし。

雪かきも体力をキープするためと思えば良いだろう。

 

そんな雪降る中を散歩したりするのだが、 ときどき通る四軒並んだ家の前の雪かきがいつも丁寧で、感心して歩いていた。それが昨年の冬、そのうちの一軒の家の前はたっぷり雪が積もっていた。立派な家だったが住む人がいなくなったということだろう。たまに足跡が付いていたりして、色々と想像してしまうが、以来その家の雪かきはされていない。

 

そして今年になってもう一軒、その隣の小さな二階建てのアパートらしき家も雪かきがされていなかった。一度見かけたことがあるのだが、70代くらいの女性が箒を持ってそのアパートの外階段の雪を掃いていた。あまり箒で雪を掃くのは見かけないが、こまめにやっていれば間に合うということなのだろう。そんなことを思って通り過ぎていたが、もうその小さなアパートの外階段にはたっぷりと雪が積もっていた。

| - | 07:19 | - | - |
冬至越え

さて、今年も冬至を越えて、やがて来る春を迎える準備を整えていこうと思っております。

 

今年は、幾つかの別れがあり、個人的には忘れがたい年となってしまいました。この2017という数字を心に刻んで新しい年を迎えようと思います。

 

 

太田写真場は創業九十周年の年でした。そして、新築移転して三十周年に向かいスタートしました。

 

ありがとうございます。来年もまたよろしくお願い致します。

| - | 07:49 | - | - |
遠雷2 

 近頃、暗室(現像プリントの作業室)に入った後体調を崩すということを三度も繰り返しました。ハッと老いを感じた次第。八月三十一日のことでした。

 

 これからは若さを意識するというより、老境に入った自分を意識してその老境を謳歌しようかなどと考えたりしています。小さなストーブをつけたりするとホッとしたりするのは寒さのせいばかりではないのでしょう。

 

 休日、陽のあたる部屋でのんびりしていると、はるか山の向こうでゴロゴロといっていますが、他人事のようで・・・

 あれれれ・・青空が見えるのに雨がザーザー降ってきました。街ゆく人は雨宿りの場所を求めて走っています。あららら・・雹になりました空は真っ暗です。九月二十五日の夕方のことです。

 

  ミサイル、ロケットマン、いったいだれの歌だったっけ?

| - | 19:10 | - | - |
遠雷

早朝、こぶしの下を掃いていると、赤く生った実がひと束おちていました。カラスのいたずらとはいえ、ハッと秋を感じた次第。八月三十一日のことでした。

 

 今年は夏を名残惜しむのは止め、雪がやってくるまでの秋を長く楽しもうと思います。九月に入ってからは良い天気の日が続き、大きな月もゆっくりと眺めることができました。

 

 休日、陽のあたる部屋でのんびりしていると、はるか山の向こうでゴロゴロといっていますが、他人事のようでウトウトするための効果音のようです。

 

 

 Jアラート、いったいなんですかそれは?

 

 

 

| - | 07:10 | - | - |
写真展のおしらせ

二十八年目の再び。(写真と額縁のコラボレイション展)

            

            写真 太田一彦

            額縁 角谷誓司

 

        そして、ジョジョニのパンも販売されます。(15,16,17日の3日間のみ)

 

     

     ヒラマ画廊 旭川市2条8丁目(2・3仲)

 

     8月15日(火)− 8月21日(月) 10:00−18:00(最終日16:00まで)

 

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